寒い蔵の中に居て、この寒さが重要なのだと身にしみました。でも、温暖化で冬の寒さがどんどん弱まったら、もろみはちゃんと仕込めるのだろうかと心配も出てきました。
場所を移して、みりんの搾りです。もろみを入れたいくつもの酒袋を大きな木の槽に重ねておき、2日間自重に任せて搾ります。無理に搾り出さないため、時間のかかる工程です。ゆっくりとたれ出てくるほんのり白く濁ったみりんを見ながら、このような時間をかける搾りの工程は今も昔も変わらないのだろうなと、薄暗い木造の蔵の中での作業風景を想像していました。
May 27, 2013
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