アイシスガイアネットDays - WEBマガジン・アイシスのスタッフによるブログ。

June 8, 2015

葡萄の房に袋掛け直前の作業

先週は雨の日が2度ほどあり、水の心配は一旦安心。

昨日は葡萄の袋掛けを控えての作業。房はすでにブドウの粒となり始めている。まだ緑色の房の先端部分、10cmの範囲の粒を残して、切り落とす。たったこれだけの残りで大丈夫なのだろうか?と思うぐらい短く小さくなる。でも秋には、袋を破らんばかりにまで大きくなり、店頭で見かけるようなサイズにまで育つので、夏場の植物の勢いはすごい。

葉の写真の赤矢印は、葉の付け根から新たに伸びようとしているツル。葡萄の房を大きくしたいので、ツルは外して、その伸びる力を粒の方に向ける。今回の作業では、葉が生い茂っている中、このツルを見つけて、外すのに時間がかかった。

お昼時に佐藤さんたちと話したことで、例えば柿だと毎年成るけれども、表と裏の年があって、収量が年々違うとのこと。
実りの数をコントロールしていないと、木も休む年がある。
葡萄は、5月に集中して剪定作業が多い。剪定で、実をつけようとしている房を三分の一にまで減らすことになるため、かえって木を休めることにもなり、毎年収穫できる。木が疲れないようにと思えば、剪定作業は先々を考えて重要な作業だ。


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